毛穴の仕組みを知る
顔のテカリや鼻の黒ずみが気になるという方は多いのではないでしょうか。
テカリや黒ずみの原因といわれているのが毛穴に詰まっている皮脂です。しかし、皮脂はお肌のバリア機能として、潤い・ツヤを保つ為の重要な役割となっています。毛穴の仕組みを知ることで正しいスキンケアができるでしょう。
毛穴のタイプ
毛穴のタイプは主に3つに分けることができます。
毛穴が開いている、頬を中心に毛穴が目立つ、肌が乾燥するという場合はたるみ毛穴です。
Tゾーンのテカリが気になる、脂っこい食事が多い、オイリー肌という場合は開き穴タイプになります。
さらに、鼻にイチゴのようなポツポツがある、鼻がザラザラしている、洗顔は手抜きという場合は黒ずみ毛穴タイプです。
なぜ顔の毛穴が目立つのか?
毛穴は肌に穴が開いているのではなく、皮膚がおちこんだ「くぼみ」ということをご存知でしょうか。 くぼみには皮脂や雑菌が入りやすく、清潔にする必要があります。毛穴の大きさは皮脂腺の大きさに関係していて、男性ホルモンの分泌が多いほど皮脂腺が大きくなっています。皮脂腺が大きいと毛穴が目立つということです。
皮脂が1番多いのが頭皮といわれていますが、頭皮は髪の毛で隠れてあまり気になりません。 それに比べて顔は髪の毛で隠れていないので、毛穴が目立つ場所となります。
毛穴の黒ずみの原因
鼻の毛穴の黒ずみが気になる方は多いと思います。
黒ずみの原因といわれているのが毛穴の詰まり、メラニン、うぶ毛です。皮脂量は年齢によって変化します。
10代
性ホルモンの影響で思春期は皮脂の分泌が盛んになります。10代からニキビを気にする方が多くなります。
20代
皮脂分泌は10代の頃と同じように盛んです。正しいスキンケアをしていないと皮脂により、毛穴が大きく開いてしまいます。
毛穴に詰まった皮脂や角質・老廃物が原因で、黒ずみやニキビ、テカリの原因となります。
30代
加齢による乾燥で皮脂分泌量は少しずつ減少していきます。
しかし、毛穴まわりの肌細胞は縮まり毛穴はさらに目立ってしまいます。
40代
たるみにより、毛穴が大きく開いてしまいます。