思春期ニキビと大人ニキビの違い
思春期の時にできたニキビと大人になってからできたニキビには、違いがあることをご存知でしょうか。
それぞれの原因と注意したいポイントを知り、清潔でしっとりした赤ちゃん肌を目指しませんか。
思春期ニキビ
特徴と原因
思春期ニキビは10代に多く見られ、額から鼻にかけてのTゾーン、こめかみ、頬骨あたりにできやすくなっています。
春や夏は汗をかきやすく、にニキビが出やすいのが特徴です。男性ホルモンの分泌が活発になることで、皮脂腺が刺激され必要以上に皮脂が分泌されます。思春期は毛穴が小さく、分泌された皮脂が詰まりやすい為、ニキビが発生します。
注意したいポイント
思春期ニキビのケア方法として大切なのが、余分な皮脂を取り除く、肌を清潔に保つ、角質ケアを徹底するということです。
汚れたタオルで汗を拭いてはいけません。汚れたタオルにはたくさんの細菌がついていますので、清潔なタオルを使用しましょう。
大人ニキビ
特徴と原因
皮脂量に関係なく、乾燥肌にもできやすくなっており、一度赤みが落ち着いても同じ箇所に繰り返すのが特徴です。
古くなった角質や皮脂の汚れが蓄積することで毛穴がふさがり、顎や口周り、フェイスラインなどのUゾーンに出やすくなります。また、ストレスや睡眠不足、生理や体調の乱れなども原因の1つです。
注意したいポイント
大人ニキビのケア方法として、角質ケア、うるおい補給、ストレスを溜めないということが挙げられます。
洗顔や肌に潤いを保つことも大切ですが、ストレスを溜めないことが最も重要です。
脂っこいもの、甘いもの、刺激の強いものなど、偏った食生活を続けるとニキビが出やすくなります。
生活習慣の改善にも目を向けることで、大人ニキビを繰り返さずに済むでしょう。
思春期ニキビは思春期の数年間を経て自然と発生しにくくなりますが、放置するのは良くありません。
放置するとニキビ跡になりますので、徹底したケアが必要です。大人ニキビは繰り返すものですので、毎日のケアでしっかりと汚れを落とし、肌に潤いを与えていくことが大切です。