富岡桑茶に秘められたパワー
2014年世界遺産に登録された富岡製糸場。それを支える、群馬県富岡市の養蚕農家さんは、古くから蚕のことを「お蚕（こ）さま」と呼び、敬い愛情深く育てています。富岡シルクの源といっても過言ではない「桑の葉」。こちらではそんな桑の葉から作られる富岡桑茶に秘められたパワーをご紹介します。
成長期のお子様に必要なカルシウムが豊富
桑の葉茶には、牛乳の約20倍ものカルシウムが含まれています。骨や歯を生成し、情緒の安定に効果的なカルシウムは、成長期のお子様やストレス社会で働く大人たちに欠かせない栄養素のひとつです。牛乳が苦手な方も、桑茶なら生活に取り入れやすく大変便利です。あっさりとした味わいが特徴の桑の葉茶は、小さなお子様でも飲みやすく幅広い年代の方におすすめです。
ダイエットに有効な食物繊維がたくさん
桑の葉茶には、豊富な食物繊維が含まれているのも特徴のひとつです。食物繊維は「カサ増し効果」が高いため、食前にいただくのがおすすすめです。また、腸内の動きを活発にして便の排泄を促す働きもあります。特に女性は便秘に悩んでいる方が多いので、食物繊維の積極的な摂取を意識している方も多いでしょう。便秘解消に必要な食物繊維と水が同時にとれるので、健康的なダイエットを目指す方におすすめです。
桑の葉特有の「DNJ」
桑の葉特有の成分「1-デオキシノジリマイシン（DNJ）」は、糖質の吸収を抑える働きがあるといわれています。
酵素の一種であるDNJによって、食後の血糖値をゆるやか上昇させる効果が期待できるとあって、桑の葉茶は今、大注目されています。血糖値が気になる方やメタボリック症候群の予防にもおすすめです。