肌が老化してしまう原因とは
皆さんは、肌の老化を防ぐためにどのような対策をしていますか。そもそもどうして肌は老化してしまうのか、その原因を知ることで対策も立てやすくなるでしょう。こちらで詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
紫外線
肌の老化を促す最も大きな原因といわれている「紫外線」。わずか数分間日光を浴びるだけでも、そこに含まれる紫外線によりダメージを受けてしまうほどです。ちなみにほとんど紫外線の当たらない太ももの内側やお尻の肌の状態は、若い年代層と比べてもさほど差はないといわれており、私たちが紫外線によりどれほどダメージを受けているのかが分かります。
細胞の酸化
私たちの肌は、常に空気にさらされている状態です。屋外で金属を放置していると錆びていくのと同様に、私たちの肌細胞も空気にさらされることにより、少しずつダメージを受けてしまいます。これが「酸化」と呼ばれる状態です。真皮のなかのコラーゲンなども硬くなり、皮膚の弾力やハリが失われて肌の老化を進行させます。
皮膚の乾燥
年齢とともに角質の潤いを保つ天然成分は失われ、20歳を過ぎた頃をピークに女性の皮膚は次第と乾燥しがちになります。
すると角質層の表面が乾き、はがれて隙間が生じてしまい、そこから水分が蒸発することで表皮が薄く硬くなり、小じわが増えてしまいます。
皮膚の菲薄化
高齢になるほど一段と肌の老化の進行が早くなりますが、これは更年期を迎えることで女性ホルモンの分泌がぐっと減り、肌細胞を作り出す力が衰えてしまうためです。すると皮膚は薄くなり、ダメージを受けやすくなります。これが「皮膚の菲薄化」です。
若い頃は何事もなかった刺激も、菲薄化の進んだ皮膚にとっては重大なダメージに繋がりかねませんのでいっそう気をつけなければなりません。